呉高専エンジニア勉強会 Advent Calendar 2017の6日目の記事です。
呉高専OB1年目の@euglena1215です。
Advent Calendar 2記事目になります。全埋めの先は長そうです。
筑波大学 情報科学類へ編入して半年とちょっとが過ぎたので編入してからいままでやったことをまとめてみたいと思います。
編入体験記はこちら
筑波大学について
テストについて
テストの難易度は高専のときと大差ないと思ってます。
自分は電気系科目に本当に興味がなくて大変だったのですが、
大学に編入してからは情報系の科目ばかりなので頭に入りやすくていい感じです。
ざっくりと電気系よりも情報系の方が理論が人間寄りなので理解しやすい感がある
— てっぺー (@euglena1215) 2017年6月28日
テストがあった教科全部A+だったのでもしかしたら自分賢いのかもしれない(機械学習は除く
— てっぺー (@euglena1215) 2017年7月19日
高専時代の成績
1年次 17位
2~4年次 9~11位
5年次 21位http://euglena1215.hatenablog.jp/entry/2016/07/31/065327
※ 高専のときと同じくらい勉強すれば大丈夫ということを伝えたい
課題について
TAが課題の採点をするという制度が確立しているためか高専のときよりも課題は多いように感じます。
また、実験は選択したテーマによって重さは色々ですが基本的に高専のときよりも軽いと思います。
毎週手書きで20枚前後のレポートを作成しろとかは聞かないです。
総合大学として
高専は理系しかいない+高校1年から5年間ずっと同じクラスと良くも悪くも偏っていると思っていたので色んな人がいそうな総合大学に行くことにしました。
筑波大学は大学内ですれ違うユニークユーザー数(Daily Daigaku Surechigau Unique User)を計測すればかなり上位にランクインすると思います。
しかしそれを生かせているかといえばそうでもなく、情報系の友達(主に編入生)orサークルの友達で固まっている感があります。
ほんとアクティブな人すげえなぁって思います。
他の学類の授業を受けられる
筑波大学には他の学類の授業を取っても単位として認定される仕組みがあって、認定される単位数は学類によって定められています。
ですが
- 情報科学類はその単位数がとても少ない(単位変換で消滅してしまった)
- 3年次で卒業に必要な単位を取りきろうとすると時間割がほぼ埋まってしまい単位にならない科目を受講する余裕があまりない
などの理由で、他学類の授業はあまり受けてないです。。。
情報科学類について
志望するときに迷った情報科学類(coins)とメディア創成学類(mast)を比較して考えてみます。
coinsはTHE Computer Science という感じで根幹となっている基礎理論を勉強できる科目が多いです。
なので
- ずっと使えるエンジニアとして教養を身に付けたい
- コンピュータサイエンスで研究をバリバリやっていきたい
人は向いているのかなという感じです。
mastはComputer Scienceもやっているものの、サービスやメディアの見せ方や作り方など使っている人や社会にどうすれば影響を与えやすいかといった内容の科目が多いと聞いています。
なので
- サービスを作るのが好き
- 自分の作ったものがどんな影響を与えるのか考えるのが楽しい
- ツールをうまく使って面白いものを作りたい
- 落合陽一大好き
人は向いているのかなという感じです。
学類の雰囲気としてはcoinsは黙々と何かしてる印象でmastはワイワイしている印象です。(mast楽しそう)
mastの方がサービスを作るのが好きな人が集まっているからか手を動かしている人が多いんじゃないかと思います。
個人的には科目内容はcoinsで正解だったと思いつつ学類の雰囲気はmastの方が楽しそうだなぁと思っています。
つくばの立地
つくばエクスプレスの終点の秋葉原までは1時間かからないくらいなので呉-広島くらいの感覚です。
行こうと思えば行けるって感じです。(交通費は呉-広島の倍くらいだけど…)
ただ、秋葉原からIT企業が多い渋谷, 目黒, 恵比寿に行くと30分くらいかかるのでちょっと遠いなと感じることは結構あります。
サークル
なにか非開発系のサークルに入りたいなぁと思っていて、新歓を回っていたいたときに楽しそうだったねっしー(自然教育研究会)に入会しました。
ねっしーとは…
「筑波大学ねっしー・自然教育研究会」は、つくば近辺に住んでいる小中学生を対象に、キャンプや自然観察会などのイベントを行っている筑波大学公認サークルです。
1980年発足当時から、多くの子どもたちに参加いただき、大変好評を得ながら現在にいたっております。
現在も活発に活動しており、2、3ヶ月に1度くらいの割合でイベントを行い、子どもたちに多くのことを学び、そして楽しんでもらっています。
筑波大学ねっしー・自然教育研究会‐公式Webページ‐
最近バタバタしていて参加率があまり高くないのをなんとかしたい…
ねっしーのHPもなんとかしたいのですが、全然手が回らずという感じです。
大学外での活動
イベント参加
逆求人系面談イベント
IT系(他もあるのかも?)は自分のやってきたことをスライドにまとめ、IT企業のエンジニアや人事の人とスライドを交えながら談笑するイベントがあります。
下に書いてあるインターンもこの逆求人イベントからエントリーしました。
イベントの開催場所は東京か関西であることが多いですが、広島からだと交通費で3万円もらえたりするみたいなのでお金はあまり気にしなくていいみたいです。
売り手市場を感じますね…!!!
定番の逆求人系はジースタイラスの逆求人とサポーターズの二つだと思います。
自分はサポーターズをよく利用してました。
スライドとか作るのめんどくさいけどとりあえず様子を見てみたいって人は 問答無用で交通費1万円支給してもらえるギークフェスタおすすめです。
学校で{プログラミング好き && 焼肉食べたい}人をある程度集めると焼肉を食べさせてくれる人を召喚できるようになるのもアツいです。
Rubykaigi
Rubyのコミッターが世界中から集まって今後のRubyについてトークしてくれるカンファレンスが広島であったので参加してきました。
今回はRuby 3x3(Ruby version3で従来の3倍速くさせる)をどうやったら実現できるのかという話と
Rubyの苦手な範囲もカバーしたい(機械学習やIoTとか)話とかが多かった気がします。
セッション中にみんながどうして笑っているのかよく分からなかったり分からなすぎて段々と眠くなってきたり
言語の壁や技術力の壁をひしひしと感じました。
来年はスタッフ側として参加しようと思ってます。
ステッカー収集が捗ります今日の戦利品です #rubykaigi pic.twitter.com/diF2197tcE
— てっぺー (@euglena1215) 2017年9月18日
ISUCON
ISUCONとはIikanjini Speed Up CONtest の略でwebサービスが動いているサーバが与えられ インフラ、データベース、アプリケーションなど色々な箇所に手を加えながらレスポンス速度を向上させるコンテストです。
その予選、本選(学生枠)に参加してきました。
記事にしているのでここでの内容は割愛します。
euglena1215.hatenablog.jp euglena1215.hatenablog.jp
インターン
ドリコム
1週間講義+2週間実務で合計3週間のインターンでした。
会社ブログとして書かせてもらったのでこれを参考にしてもらえればと思います。
ドリコムのインターンシップはいいぞ! - Tech Inside Drecom
エイチーム
3日間コンテスト形式のインターンで3,4人1組のグループを作ってスコアを競い合うといった内容でした。
ゲームとは
webアプリのソースと修正したい箇所がまとめられた資料(Redmine)が渡され、改修するとポイントがもらえるといったwebアプリのCTFっぽいものや
社内ツールのソースと社員からのアンケートを元に必要な機能を考えて実装し、発表する
などがありました。
使ったことのあるGemを手札に殴り合うバトルと化していましたがイベントとして楽しかったです。
株式会社エイチーム 2019卒サマーインターンシップ【受付終了】
Wantedly
実務2週間のインターンでした。
feedの一覧ページに表示される投稿のアルゴリズムを追加
アクセスログをBig Queryで整形して次の施策を考える
などをしていました。
Wantedly Summer Internship 2017 - X YOU | 2017年度サマーインターンの募集が始まりました!
現在も週1で通わせてもらっています。
その他
今年編入した情報系3編生をメインに構成された yakiniku-lovers
今年明石高専からmastに編入してきた@at_sushi_atが元々やっていたグループ Cyder
インターンの感想(愚痴も含む)を赤裸々に話せるサービス ittern(未リリース)
とあるラジオのポータルサイト cho_kure_web
ActiveRecordっぽいO/Rマッパーの再実装 my_active_record
とか何か作ってます。(この辺は書くと長くなりそうなので割愛します)
こんな感じで楽しくやってます。