カレーの恩返し

おいしいのでオススメ。

【大学編入】筑波大学 情報学群 情報科学類

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はじめに

筑波大学は情報系が工学部の中の一つの学科ではなく学部として存在する情報系に強い大学です。
僕は第1志望として受験しました。
試験日は7/16で結果発表は7/27です。

試験科目

数学2題と専門2題を選択しました。

数学

微分積分

(1)f(x)=exマクローリン展開
(2)与えられた定理を元に極限値を求める
(3)(2)で与えられた定理の証明

 

試験範囲が微分積分なのにもかかわらず出たのは数列の証明でした。
終わってから先生に聞いてみると証明の途中で微積を使うらしいです。
(1)は普通に解けました。
(2)は式を一般化してlim n→∞ an = 0になったので極限値も0にしました。多分間違えてます。
(3)は白紙で出しました。
どの問題に時間を割くか考えるのも重要だと思います。

線形代数

線形空間の証明
(1)は見たことのある問題だったのですがパッと思い出せなかったため「それぞれのベクトルが直交しているのでこれらのベクトルは1次独立」と日本語だけで答えました。
(2)は両辺で内積をとって条件を使って計算していればOKだと思います。
これは解けました。
(3)はよくある部分空間であることを示す問題です。
これも解けました。
(4)はv1,v2…vnで表せるwが存在すると仮定して矛盾を指摘するタイプの問題だと思ったのですが、どう書けばいいのかわからなかったため部分点狙いで答えっぽいものを書きました。

数学の問題を解いたはずなのに一度も計算をしなくてびっくりしました。
問題文の雰囲気が数学科の問題に近いような気がしたので筑波の数学で満点を取りたい人は数学科の問題を解くといいのかもしれません。

英語

TOEIC 655点を提出しました。

専門

  • バブルソートと度数ソートに関する問題
    プログラムの穴埋め
    バブルソートと度数ソートを比較して時間計算量と空間計算量の観点から長所、短所を述べる

  • 無向グラフを使ったSNSの交友関係に関する問題 プログラムの穴埋め

見直しはできてないですが一通り埋めることができたので人並みには取れていると思います。

面接

ありません。

合否

合格でした。倍率は3.8倍でした。

–追記
成績開示を行いました。

科目 点数
TOEIC 90/100点
専門科目(数学+プログラミング) 149/200点
合計 239/300点

やはりTOEICは730点が満点換算のようです。

詳しくはこちら

おわりに

情報学群の試験会場である春日キャンパスはつくば駅から歩いて10分ほどです。
僕は正しいバスに乗れる自信がなかったので徒歩で行きました。

 
編入体験記をまとめました。
euglena1215.hatenablog.jp